初冬の天気は半袖からフリースまで必要なのです。

今年ももう終わろうかという季節ではありますが、ここ西表島では天気次第では半袖、寒ければフリースとレインウエアが必須の気温となります。

晴天のマングローブカヤック

とても12月とは思えない光景。
北国では幸せの白い粉が降り注ぎ、中毒者を幸せの渦に引き込んでいる季節だというのに西表島では半袖短パンで汗ばんでいます。
日本は縦に長いので季節感の違いがはっきり感じられて良いですよね。
流氷の海からサンゴ礁の海、極上パウダースノーから年中ミドリな亜熱帯の森まで揃っています。

さて、この日のマングローブカヤックは心地いい風からスタート。

川幅が狭くなるとさらに穏やかになり、マングローブの緑に包まれます。
人口の音も人工物もない癒しの空間です。
この季節は貸切になることも多く、お金では買えない贅沢な光景が広がっています。

マングローブカヤック

水面にせり出して生えてる木の下をくぐったり・・・

上流部に行けば亜熱帯感にあふれたシダのそばを漕いで進みます。

汽水ですが上流は真水の影響が強く山と同じ植物が川岸に生えています。
ここまでくるとマングローブは少数派。
誰が見ても分かる植物たちの変化を水面から眺めるという体験はなかなか味わい深いのです。

マングローブカヤック

狭い川幅、カヤックの操作もシビアなので、うまくいって盛り上がるか嫌悪感満載の時間になってしまうか分かれ所です。笑

マングローブカヤック

操船も慣れて来たなーという所で終着点が見えてきます。
当店では足元で操作する船のカジが付いたシーカヤックを使用します。
慣れると強力な助っ人を手に入れることが出来、慣れなければ終始操作に四苦八苦してしまうというリスクのある乗り物ですが、便利なものとはそんなもんですね。

天気のいい時もそうでない時も、出来るだけマングローブを満喫して頂けるよう努めます。
2人の時間も大切にして頂き、自然の解説もある程度楽しんで頂き、あとは風や音に耳を傾け五感を使って楽しんで頂けたら幸いです。

季節はいつでも、多少悪天候でもマングローブカヤックはちゃんと楽しんでもらえますよ。

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