ゼログラビティ清水ヴィラ様へ施設見学に行ってきました

2021年11月26日 バリアフリー船によるダイビングの他、カヤック、SUP、シュノーケルなどのバリアフリーなツアーと宿泊施設を運営する「ゼログラビティ清水ヴィラ」様にお話を伺い施設の見学をさせて頂きました。
https://zerogravity.jp/

同行者は石垣島でアウトドアツアーショップを運営する「MUSUBI」
https://www.ishigaki-outdoorguide.com/

初めての奄美大島、西表島と同じく世界遺産に登録され同じような景観を勝手にイメージしていました。
しかし非常に似ているところもあれば全然違う所もあり、・・・また別の機会にご紹介させて頂きます。
晴れた空、青い海、天気予報は覆り奄美大島に歓迎されているようで嬉しかったです。

空港からレンタカーを走らせ今回お世話になる「ゼログラビティ清水ヴィラ」へ。

アクティビティ設備と宿泊施設どちらもバリアフリー対応(ユニバーサルデザイン)となっている日本では唯一の事業者様です。
勉強を始めたばかりの我々にとっては吸収できるものが少ないかもしれないと思いつつ、しかし実際に行ってみないと何も始まらないので問い合わせてみたところ快く受け入れて頂きました。

八重山で車いすのお客様を受け入れてくださる宿泊施設も今後把握していきたいので、バリアフリーのお部屋に実際泊まる事も体験させて頂きました。

扉は全て引き戸、スロープが配置され部屋の入り口も段差は無し。

バリアフリー対応とされながら実際は配置が対応されていない事が多い「ハンガーの高さ」と「スイッチ類」もしっかり車いすの方が使いやすい高さに設置されていました。
※ベッドの位置は我々が宿泊の場合です。

洗濯機はドラム式・・・
そうかこの高さだから使いやすいのかと気付きました、徹底されています。
テーブルの高さはどこのテーブルも車いすの方でも使いやすい高さになっていました。

乗ったまま海にも入れる水陸両用車いす、国内外の2製品です。

宿泊棟から道路を隔てて、入り口と水中にもスロープ設置のプール、そのデッキでは仲間と過ごせるスペースもあり、ゆったり座って大島海峡を一望でき砂浜も目の前。
素人目に見てもここまで揃っていて良いのかと言いたくなるほど充実していました。
ダイビング船は車いすに乗ったまま海に入れるとの事で、希望する車いすユーザーからすると敷居を下げてくれる設備ではないかと思われます。

施設を案内して頂き色々とお話も伺いました。
一番印象的だったのが、利用いただいたお客様から言われたという「こんな施設でこんな事が出来るというのをもっと広めて欲しい。」でした。
大手旅行代理店でも取扱いが始まったくらいだと思われるのですが、車いすのお客様が安心してアウトドアアクティビティを楽しめる情報というのがなかなか広まっていないそうです。
バリアフリーの受入れ体制が揃っている、でも周知されていないという事が今の課題だとおっしゃっていました。

当然ですが当店でもバリアフリー対応が出来るツアーを始めたとしても同じ課題となります。
今までとは少し違った方法を使って特別なサポートが必要なお客様に当店の取組みを知って頂く必要があります。
もちろん質も満足度も高いツアーを目指していますので、通常ツアーと同じく内容の見直しや定期的な訓練、講習会参加なども行いブラッシュアップしていきます。

始まったばかりのバリアフリー対応、これからもどんどん進めていきます。

今回ご案内頂いたゼログラビティの栗原様、お忙しい中ありがとうございました!

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